3歳の女の子「家にモンスターがいる!」→実は6万匹の蜂でした

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この記事は、BBCが報じた実話です。

https://www.bbc.com/news/world-us-canada-68924955

子供の無邪気な言葉には、時に深い真実が隠されていることがあります。アメリカ・ノースカロライナ州在住の3歳の女の子は、夜な夜な「モンスターが部屋にいる」と親に訴えていました

しかし、その正体は想像を絶する存在でした。

子供の無邪気な発言の裏側

子供の言葉は素直で、時に大人の見落とす大切なことを教えてくれます。

今回の事例でも、女の子の「モンスター」発言の真意を、親は長らく気に留めていませんでした。

しかし、子供の無垢な口から出た言葉には、深い洞察が隠されていたのです。

事の発端

3歳のセイラー・クラスちゃんは、夜な夜な寝室に「モンスター」がいると親に訴えていました。

親は、子供の言うとおりに「モンスタースプレー」を渡してごまかしていました。

数か月が過ぎると、セイラーちゃんは寝室の押入れに何かがいると強く主張するようになりました。

そして、母親アシュレイ・クラスさんが、家の外であぶれた蜂の群れに気づきます。古い建物のはずだったこの100年物の農家に、一体何が潜んでいたのでしょうか。

蜂の巣の発見

母親は業者に相談し、押入れの壁の中に大量の蜂の巣があることが判明しました。

熱探知カメラで調査したところ、セイラーちゃんの寝室の天井裏から床下にかけて、巨大な蜂の巣が作られていたのです。養蜂家によると、この規模の巣は前代未聞だったそうです。

壁からあふれ出す6万匹の蜂

養蜂家が壁を開けると、なんと6万匹もの働き蜂とおよそ45kgの巣が出現しました。

まるで「ホラー映画の様相」だったと母親は振り返ります。

養蜂家は数回に分けて、逆吸引の方法で蜂を捕獲し、蜂の保護区に移送しました。

しかし、蜂と蜜の被害で家の電気配線も損傷していました。修理費用は2万ドル(約230万円)にのぼると見られています。

モンスターを見抜く子供の眼力

子供の目は素直で鋭いものです。セイラーちゃんは、大人が気づかなかった「異物」の存在に早くから気づいていたのです。

子供の無邪気な言葉に耳を傾け、大人が思い込みを排して真摯に受け止めることの大切さを教えてくれた一件でした。

蜂との共生を考える

欧米では、近年ミツバチの減少が深刻な問題となっています。

今回の一件を通じ、我々人間が自然界の一員であり、他の生物種との共生が不可欠であることを改めて認識する必要があります。

都市化が進む中で、人間活動と自然環境のバランスをいかに保つかが問われています。

まとめ

子供の無邪気な言葉には、大人が見落としがちな真実が隠されていることがあります。

今回の一件は、子供の目線で本質を捉える大切さと、自然との共生を改めて考えさせられる機会となりました。

私たち人間が生きる上で、全ての生命を尊重する姿勢が欠かせません。

Wooder

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