96歳で天国へ旅立った、性セラピストの伝説『ドクター・ルース』ことルース・ウエストハイマー博士

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先日、性教育の第一人者、ルース・ウエストハイマー博士が96歳の生涯を閉じられました。

彼女は、ホロコーストの悲しみを乗り越え、この世界に大きな足跡を残した偉大な女性でした。

ホロコーストを生き抜いた少女から、セックスセラピストへ

ルース・ウエストハイマー博士は1926年にドイツのカッセルで生まれ、ユダヤ人の家庭に育ちました。

しかし、ナチスの迫害を逃れるため、両親に送り出された10歳の彼女は、スイスの孤児院で戦時中を過ごすことになります。

両親は収容所で命を落とし、ルース博士は唯一の生き残りとなったのです。

この経験から、ルース博士は「自分が生き残ったからには、この世界に何かしらの影響を与えなければならない」と考えるようになりました。

そして、性に関する知識を広く一般に提供し、健全な性生活の実現を目指すことを生涯の目標としたのです。

「ドクター・ルース」としての活躍

1980年代、ルース博士は50歳を過ぎてから、ニューヨークのラジオ番組「Sexually Speaking」でデビューしました。

ドイツ訛りの愛らしい口調で、親密な性の話題を気さくに語る姿が特徴的でした。

その後、テレビ番組「Good Sex With Dr. Ruth Westheimer」にも出演し、「セックスセラピストのスーパースター」と呼ばれるようになりました。

視聴者からは、自身の結婚生活を救ってくれたと感謝の声も寄せられていたほどです。

教育者としての側面

ルース博士は、単なるセックスセラピストだけではなく、教育者としての一面も持っていました。

90歳を過ぎても、学校などで性教育の講師を務めるなど、若者への啓発活動にも尽力していました。

性に関する知識を広く一般に提供し、健全な性生活の実現を目指したルース博士の取り組みは、現代社会にとっても大変重要な意義を持っていたと言えるでしょう。

最後に

ルース・ウエストハイマー博士は、ホロコーストの悲しみを乗り越え、前向きに生きることの大切さを示す、まさに感動的な人物でした。

96歳という長寿を全うし、この世界に大きな足跡を残した彼女の生涯は、私たちに多くの教訓を与えてくれています。

性に関する知識を広めることで、健全な社会の実現に尽力した「ドクター・ルース」の偉業は、永遠に私たちの心に刻まれるでしょう。

Wooder

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