ヘンリー王子の薬物使用歴をめぐるビザ問題に新展開 – 移民記録の一部公開へ

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アメリカに移住したイギリスのヘンリー王子が、新たな局面を迎えています。

米国土安全保障省(DHS)が、ヘンリー王子の移民記録の一部を公開する方針を示したのです。

これは、王子の過去の薬物使用歴をめぐる論争に、さらなる火種を投じることになりそうです。

ビザ申請時の虚偽記載疑惑

ヘンリー王子は2020年に妻メーガン妃とともに米国に移住しましたが、2023年に出版した回顧録「Spare」で過去の違法薬物使用を告白しました

これを受けて保守系シンクタンクのヘリテージ財団が、王子がビザ申請時に薬物使用歴を隠蔽した可能性があるとして、DHSを相手取り訴訟を起こしました。

ヘリテージ財団は、この問題が「法の支配、透明性、説明責任」に関わる重要な案件だと主張しています。

一方で、ヘンリー王子側は直接この訴訟に関与していません。

トランプ政権下での展開

この問題は、ドナルド・トランプ大統領の再選後、新たな展開を見せています。

トランプ大統領は選挙戦中、ヘンリー王子の国外追放の可能性に言及し、注目を集めました。

しかし、最近のインタビューでトランプ大統領は「彼(ヘンリー王子)を放っておく」と述べ、追放の意向はないことを明らかにしました。

これにより、ヘンリー王子の滞在資格が直ちに脅かされる可能性は低くなりました。

DHSの対応と今後の展開

DHSは連邦判事カール・ニコルズの命令を受け、ヘンリー王子の記録の一部を編集した上で3月6日までに裁判所に提出する予定です。

ニコルズ判事は、米国のプライバシー法に抵触しないよう、記録を「段階的に」開示することを求めています1

この決定により、ヘンリー王子の移民記録の「項目1-3」が公開される見通しですが、「項目4」は非公開とされます。

具体的にどのような情報が含まれるかは明らかにされていません。

特別待遇の疑惑

ヘリテージ財団は、ヘンリー王子が過去の薬物使用を正直に申告した場合、DHSから内部的な免除を受けたか、国務省から外交ビザを取得した可能性があると指摘しています。

これらの措置は合法ですが、特別待遇を受けたという批判を招く可能性があります。

移民政策への影響

この問題は、ヘンリー王子個人の問題にとどまらず、米国の移民政策全体に影響を与える可能性があります。

トランプ大統領は「厳格な国境管理の新時代」を掲げており、この事例が今後の移民審査のあり方に一石を投じる可能性があります。

王室と薬物問題の歴史

イギリス王室と薬物問題は、過去にも話題になっています。

ヘンリー王子の父チャールズ国王は若い頃、大麻を試したことがあると告白しています。

また、ヘンリー王子の叔父アンドルー王子の元妻サラ・ファーガソンも、コカインの使用を認めています。

このように、王室メンバーの薬物使用は珍しいことではありませんが、公の場で語られることは稀でした。

まとめ

ヘンリー王子の移民記録公開問題は、個人のプライバシーと公共の利益、そして移民政策の透明性という複雑な問題を提起しています。

今後の展開次第では、米国の移民政策や王室の在り方にも影響を与える可能性があります。

この問題を通じて、私たちは法の下の平等や特権階級の責任について、改めて考えさせられるのではないでしょうか。

Wooder

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