ゴールデングローブ賞司会者ニッキー・グレイザーの”幻の毒舌ジョーク”が明らかに – 放送NGとなった辛辣なネタの数々
2025年のゴールデングローブ賞で司会を務めたニッキー・グレイザー(Nikki Glaser)が、式典では使用できなかった辛辣なジョークの数々を明かしました。
ハワード・スターンのラジオ番組に出演したグレイザーは、ニコール・キッドマンやアレック・ボールドウィン、ショーン・コムズ(ディディ)らをターゲットにした過激なネタの詳細を語り、ハリウッドセレブを笑いの種にした”幻のモノローグ”の全貌が明らかになりました。
https://people.com/nikki-glaser-nsfw-jokes-she-didnt-use-2025-golden-globes-hosting-8770180
Nikki Glaser crushed Golden Globe roast:
— Trung Phan (@TrungTPhan) January 6, 2025
– “Ozempic’s biggest night!”
– “You’re all so famous and powerful. You can do anything, except tell the country who to vote for.”
– “The Bear. The Penguin. Baby Reindeer, these aren’t just things in RFK’s freezer.” pic.twitter.com/DKVPgEPhhH
式典では語られなかった過激なジョーク
ニコール・キッドマンを酔っ払いロボットに例えた危険なネタ
グレイザーは、ニコール・キッドマンを狙ったジョークを披露しました。
「『ワイルド・ロボット』がノミネートされています。つまり、白ワイン2杯飲んだニコール・キッドマンのことですね」というものです。
このジョークは、プロモーション用に撮影されたものの、最終的にはキャンセルされました。
グレイザーは「これを放送したら私はキャンセルされていたでしょう」と語っています。
このジョークを理解するには、ニコール・キッドマンとアニメ映画『野生の島のロズ』(原題:The Wild Robot)について知る必要があります。
- ニコール・キッドマンについて:
- 『野生の島のロズ』について:
このジョークは以下のように解釈できます:
- 「ワイルド・ロボット」という言葉を、映画のタイトルとキッドマンの状態の両方に掛けています。
- 「白ワイン2杯飲んだニコール・キッドマン」を「ワイルド・ロボット」に例えることで、お酒を飲んだ後のキッドマンの様子を面白おかしく表現しています。
- このジョークは、キッドマンの演技の幅広さや変幻自在な役作りを皮肉っているとも解釈できます。
結論として、このジョークは映画のタイトルを利用して、ニコール・キッドマンの演技力と、お酒を飲んだ後の様子を巧みに結びつけて笑いを取ろうとしているのです。
アレック・ボールドウィンの悲劇を皮肉った辛辣なネタ
アレック・ボールドウィンを標的にしたジョークも準備されていました。
「マイケル・キートンは『ビートルジュース ビートルジュース』で素晴らしかった。でも残念ながらアレック・ボールドウィンは幽霊役で戻ってこなかった。幽霊を作るのに忙しすぎたからね」
というものです。
これは、ボールドウィン氏が関与した映画撮影現場での悲劇的な事故を皮肉ったものと思われます。
ショーン・コムズ(ディディ)の法的問題を揶揄
ショーン・コムズの法的問題を取り上げたジョークも用意されていました。
「これが、ディディの裁判までの間に皆さんが同じ部屋に集まる最後の機会です」
というものです。
グレイザーはこのジョークを使わなかった理由として、「部屋にいる人々を事件に関与していると非難することになり、反感を買う可能性がある」と説明しています。
このジョークを理解するには、ショーン・コムズ(通称ディディ)の最近の法的問題について知る必要があります。ショーン・コムズは:
最近の法的問題:
- 2024年9月、性的人身売買などの重大な罪で連邦地裁に起訴されました3。
- 起訴状によると、2008年頃から「犯罪集団」を通じて、性的人身売買、強制労働、誘拐、放火、贈賄、捜査妨害に関与した疑いがあります3。
- 2024年10月時点で、120人以上の男女が過去20年以上にわたって性的暴行などの被害を受けたと新たに訴えています13。
このジョークは:
- ゴールデングローブ賞の授賞式に集まったセレブリティたちを指しています。
- コムズの裁判が近づいていることを示唆しています。
- 裁判が始まれば、多くのセレブリティが証人として呼ばれる可能性があることを暗示しています。
つまり、このジョークは、コムズの法的問題の深刻さと、ハリウッドのセレブリティ社会への潜在的な影響を皮肉っているのです。
セレブを標的にした他のカットされたジョーク
ニコラス・ケイジの独特な雰囲気を揶揄
ニコラス・ケイジを標的にしたジョークも複数ありました。
「ニコラス・ケイジが来ていますね。エルビスの棺桶で一晩過ごした後、よく休めたみたいです」
や
「ニコラス・ケイジが来ています。そして彼に付いてくるスケルトンのバンドもラグタイムジャズを演奏しながら一緒です」
といったものです。
これらのジョークは、ニコラス・ケイジの独特な個性とキャリアを風刺しています。
- 「エルビスの棺桶で一晩過ごした」というジョークは、ケイジがエルビス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーと短期間(わずか108日)結婚していたことを指しています2。また、ケイジはエルビス・プレスリーの大ファンとしても知られています。
- 「スケルトンのバンドがラグタイムジャズを演奏」という部分は、ケイジが出演する映画の多くが奇抜でエキセントリックな内容であることを揶揄しています。
これらのジョークは、ケイジの私生活や彼が演じる役柄の特異性を誇張して面白おかしく表現しているのです
ダックス・シェパードのポッドキャストを皮肉る
ダックス・シェパードのセレブリティ・ポッドキャストを皮肉ったジョークも準備されていました。
「ゴールデングローブは、映画とテレビの最大のスターたちが同じ目標のために集まる唯一のショーです。その目標とは、ダックス・シェパードにポッドキャストに出演を頼まれる前にここから逃げ出すことです」
というものです。
このジョークを理解するには、ダックス・シェパードとそのポッドキャストについて知る必要があります。ダックス・シェパードは、アメリカの俳優であり、「Armchair Expert」という人気のポッドキャストのホストです12。このポッドキャストは、セレブリティや著名人をゲストに迎え、深いインタビューを行うことで知られています2。ジョークの内容は以下のように解釈できます:
- ゴールデングローブ賞には多くの有名人が集まります。
- ダックス・シェパードのポッドキャストは非常に人気があり、多くのセレブリティがゲストとして出演しています2。
- このジョークは、ダックス・シェパードがあまりにも多くのセレブリティにインタビューを依頼しているため、有名人たちがそれを避けようとしているという誇張された状況を描いています。
- つまり、セレブリティたちがゴールデングローブ賞に集まる「本当の理由」は、ダックス・シェパードのポッドキャストの出演依頼から逃げるためだ、と冗談めかして言っているのです。
このジョークは、ダックス・シェパードのポッドキャストの人気と影響力を皮肉っており、同時にセレブリティ文化とメディアの関係性を風刺しています。
放送されなかったジョークの背景
グレイザーは、これらのジョークが放送されなかった理由について、「キャンセル文化」への懸念や、セレブたちの反応を気にしたことを挙げています。
また、一部のジョークは時間の制約や、より適切な別のジョークがあったために使用されなかったとも説明しています。
ゴールデングローブ賞司会としてのGlaserの評価
ニッキー・グレイザーは、ゴールデングローブ賞82年の歴史で初めて単独で司会を務めた女性として注目を集めました。
彼女の司会ぶりは概ね好評でしたが、ショーン・コムズに関するジョークは一部から批判を受けました。
まとめ
ニッキー・グレイザーのカットされたジョークの数々は、ハリウッドのセレブ文化や、公の場で何を言えるかという境界線について興味深い洞察を提供しています。
これらの”幻のジョーク”は、エンターテインメント業界の裏側や、セレブたちの人間性を垣間見せるものとなっています。
今後のアワードショーでは、どのような笑いが生まれるのか、注目が集まりそうです。