酷評の嵐の中、 映画「白雪姫」 が首位発進!
実写版 「白雪姫」 、興行収入は好調も評価は二分。その背景を徹底解剖
ディズニーが新たに手がけた実写版「白雪姫」が、公開初週から北米の興行収入ランキングで首位を獲得しました。
しかし、その評価は決して芳しいものではなく、賛否両論が渦巻いています。
一体なぜ、これほどまでに評価が分かれるのでしょうか?
本記事では、映画の興行収入、評価、そして議論を呼んでいる背景について詳しく解説します。
興行収入は好調も、 期待外れのスタート
「白雪姫」は公開初週に全世界で約8,730万ドル(約131億円)の興行収入を記録しました。
そのうち、北米での収入が約半分を占めています。
しかし、製作費が2億7,000万ドル(約405億円)以上と報じられている本作にとって、この数字は期待を下回る結果と言えるでしょう。
同じディズニーの実写映画である「リトル・マーメイド」が公開初週に全世界で1億6,380万ドル(約246億円)の興行収入を上げたことと比較すると、その差は明らかです。
相次ぐ論争、 評価に影響?
今作は公開前から、キャスティングやストーリー展開を巡って様々な論争が巻き起こりました。
主人公の白雪姫役にコロンビア系のレイチェル・ゼグラーが起用されたことや、彼女の政治的な発言に対する反発、そして、白雪姫の継母である邪悪な女王を演じるガル・ガドットのイスラエル支持発言などが、物議を醸しました。
また、映画に登場するドワーフ(小人)の描写についても、CGの使用や人種的な配慮の欠如など、様々な意見が出ています。
評論家と観客の評価が真っ二つ
映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、評論家の評価は44%と低い一方で、観客の評価は73%と高くなっています。
この評価の乖離は、映画に対する期待値や、それぞれの立場によって意見が異なることを示唆しています。
評論家は「身の毛もよだつほどひどい」と酷評する一方で、ハリウッド・リポーターの評論家は「概ね魅力的」と評価しています。
別の評論家は「悲惨ではない」としつつも、「当惑するようなごちゃ混ぜ」と評しました。
中国市場での苦戦
「白雪姫」は中国本土では、公開から3日間で100万ドル(約1億5,000万円)に満たない収入しか得られず、トップ5にも入れませんでした。
パンデミック以降、多くのアジア地域でハリウッド映画の影響力が低下していることが要因の一つとして挙げられています。
ディズニーの迷走と回帰への道
ディズニーはかつて、感動を与え、希望、愛、そして救済といった普遍的な価値を伝える物語を紡いできました。
しかし、いつの頃からか、その道から外れ、観客を混乱させるようなメッセージを伝えるようになってしまったという指摘があります。
ウォルト・ディズニーはかつて、「大切なのは家族だ。家族を大切にすることが、我々のビジネスの根幹だ」と語りました。
しかし、新生「白雪姫」では、ロマンスを時代遅れと捉え、主人公を「恐れを知らないリーダー」として描いています。
ディズニーが再び輝きを取り戻すためには、創業者が大切にしてきた価値観、つまり、信仰、家族、そして美徳に立ち返る必要があるのかもしれません。
まとめ
ディズニーの実写版「白雪姫」は、興行収入ではまずまずのスタートを切ったものの、その評価は賛否両論に分かれています。
相次ぐ論争や評論家と観客の評価の乖離、そして中国市場での苦戦など、多くの課題を抱えていることが明らかになりました。
果たして、ディズニーはこれらの課題を乗り越え、再び世界中の人々を魅了する物語を紡ぎ出すことができるのでしょうか?
今後の動向に注目が集まります。