オジー・オズボーンがブラック・サバスと共に最後の公演を発表
2025年7月5日、ヘヴィメタルの歴史に新たな1ページが刻まれます。
オジー・オズボーンとブラック・サバスが、20年ぶりにオリジナルメンバーで再集結し、故郷バーミンガムで最後のコンサートを開催することが発表されました。
この歴史的イベントは、ヘヴィメタルファンにとって見逃せない瞬間となるでしょう。
The original @BlackSabbath – Ozzy Osbourne, Tony Iommi, Geezer Butler and Bill Ward – will play for the first time in 20 years. The band will take to the stage to headline BACK TO THE BEGINNING on July 5th at Villa Park.
— Ozzy Osbourne (@OzzyOsbourne) February 5, 2025
The all-star event will celebrate the true creators of… pic.twitter.com/cfqyxyWQxo
オジーの決意と「Back To The Beginning」の全貌
オジー・オズボーンは近年、パーキンソン病や脊椎損傷の影響でツアーを断念せざるを得ませんでしたが、最後のショーへの強い思いを抱いていました。
妻のシャロン・オズボーンは、「オジーには友人やファンに別れを告げる機会がなかった」と語り、この公演が彼のキャリアに「ピリオドを打つ」ものだと説明しています。
「Back To The Beginning」と名付けられたこの一日限りのフェスティバルは、ヴィラ・パークで開催されます。
ブラック・サバスのオリジナルメンバー4人(オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワード)が20年ぶりに共演するだけでなく、メタリカ、パンテラ、スレイヤー、ゴジラ、アンスラックスなど、彼らに影響を受けた数々のバンドも出演します。
ヘヴィメタルの聖地に集う伝説たち
このイベントの音楽監督を務めるのは、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロです。
彼は「史上最高のヘヴィメタルショーになる」と自信を見せています。
出演アーティストには、アリス・イン・チェインズ、ハレストーム、ラム・オブ・ゴッド、マストドンなども名を連ねています。さらに、ビリー・コーガン、スラッシュ、フレッド・ダースト、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン、トム・モレロらによる「スーパーグループ」も結成され、ブラック・サバスやオジーの楽曲を演奏する予定です。
シャロン・オズボーンは「数え切れないほどの人々が参加する」と語り、「アイコン的存在ばかり」だと強調しています。
ブラック・サバス、その軌跡と遺産
1968年に結成されたブラック・サバスは、ヘヴィメタルの創始者として広く認知されています。
彼らは2017年にバーミンガムのNECアリーナで16,000人の観客を前に「さよならコンサート」を行いましたが、今回の公演はそれを超える規模となりそうです。
2017年の公演では、初期の楽曲を中心としたセットリストが組まれ、「War Pigs」「N.I.B.」「Black Sabbath」などが演奏されました。そして、彼らのブレイクスルーとなった代表曲「Paranoid」でフィナーレを飾りました。
オジー・オズボーン、不屈の魂
オジーは2003年のATV事故による脊椎損傷や、2019年の転倒事故の影響で、数回の大手術を余儀なくされました。
2020年にはパーキンソン病の診断を公表し、2022年のコモンウェルスゲーム閉会式での演奏を最後に、ツアー活動からほぼ引退していました。
しかし、彼は最近のインタビューで舞台に戻りたいという強い思いを語っています。
「もし再びパフォーマンスができるなら、必ずやる」と述べ、「同情を求めるような中途半端なオジーにはならない」と決意を示しました。
イベントの意義と慈善活動
「Back To The Beginning」の収益は、パーキンソン病治療研究団体「Cure Parkinson’s」、バーミンガム小児病院、アストン・ヴィラFCが支援する「Acorn Children’s Hospice」に寄付されます。
音楽の力で社会に貢献するという、オジーとブラック・サバスの思いが込められています。
ヘヴィメタルの未来へ
この歴史的なコンサートは、ヘヴィメタルの過去と現在、そして未来を繋ぐ重要な架け橋となるでしょう。
オジー・オズボーンとブラック・サバスが築き上げた音楽的遺産を称えるとともに、彼らに影響を受けた次世代のアーティストたちが、その精神をどのように受け継ぎ、発展させていくのかを見守る貴重な機会となります。
ヘヴィメタルファンにとって、この日は間違いなく2025年最大のイベントとなるでしょう。
オジー・オズボーンとブラック・サバスの最後の雄叫びを、世界中のファンが心に刻むことになるはずです。
ブラック・サバスとオジー・オズボーンの軌跡
ブラック・サバスは、1970年代のヘヴィメタルシーンを牽引し、「Paranoid」「Iron Man」「War Pigs」など数々の名曲を生み出しました。
オジー・オズボーンは1979年にバンドを解雇されましたが、その後ソロアーティストとしても大成功を収めています。
2013年には、オジーがブラック・サバスに再加入し、アルバム「13」をリリース。
2017年の「さよならツアー」まで活動を共にしました。
オジーの個性的なボーカルと舞台上でのカリスマ性は、多くのロックファンを魅了し続けています。
まとめ – 伝説の最終章、そして新たな始まり
「Back To The Beginning」は、オジー・オズボーンとブラック・サバスの輝かしいキャリアに幕を下ろす象徴的なイベントとなります。
しかし同時に、彼らが築き上げたヘヴィメタルの遺産を祝福し、次世代へと引き継ぐ新たな始まりでもあるのです。この歴史的な瞬間を、ぜひ見逃さないでください。
ヘヴィメタルの聖地バーミンガムで、伝説たちの最後の雄叫びを聞くチャンスです。
オジー・オズボーンとブラック・サバスが、どのような最後の一曲を選ぶのか、今から期待が高まります。